サービス業の私が考える日本のサービスの闇

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好奇心旺盛で考える前に行動してしまう25歳児。体力の衰えを感じつつも旅をしまくることがやめられない。場所を選ばず働けることを目指して行動中!明太子ときのこが好き!最近iPadを購入してQOL爆上がり中。

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ぼやき

こんにちは!今日は、仕事でなんだかなーと思うことがあったので

投稿してみます。ただのぼやきです。

突然ですが、日本のサービスってどんなものだと思いますか?

日本のサービス

・言わなくても店員さんから気づいてなんでもしてくれる

・コンビニで食べ物や飲み物を買ったら必要なものを完璧につけてくれる

・とりあえずめちゃくちゃ丁寧w

  • とにかく親切。「え、、それ無料でいいの?」

なんだろう、受ける側から(客サイド)したら最高以外の

なにものでもないとは思うんですが、それを提供する側はどうなんだろう。

値段以上のサービスは、サービスする側(従業員)へのサービス精神の搾取ではないのか?

日本の丁寧すぎるサービスについて調べてみました。w

なんで日本は全体的に全てにおいてサービスのレベルが高いのか。個人的な見解です!

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お客様は神様です精神

日本に住んでいれば、一回くらい耳にしたことがありそうなこの言葉。

元々は、歌手の三波春夫さんの言葉だそうです。

『歌う時に私は、あたかも神前で祈るときのように、雑念を払ってまっさらな、澄み切った心にならなければ完璧な藝をお見せすることはできないと思っております。ですから、お客様を神様とみて、歌を唄うのです。また、演者にとってお客様を歓ばせるということは絶対条件です。ですからお客様は絶対者、神様なのです』

https://www.minamiharuo.jp/profile/index2.html(三波春夫オフィシャルサイト「お客様は神様です」について)

なるほど、、、。

あくまでも三波さんの歌手としてのプロ意識の高さから生まれた言葉なんですね。

これが時間が立つにつれて、いつの間にか、

お客しゃま
お客しゃま

私は神様だから、なんでもしてもらえて当然

とかw(自分で自分のこと神様とか言っちゃう神様なんかおらんやろw)

そんな客から我々従業員を守ってほしい会社すら

かいしゃ
かいしゃ

お客さまは神様だから、どんだけ理不尽でも答えなきゃ。従業員には多少は耐えてもらうしかない、、

このような感じで、間違った意味で広く広がってしまったんですね、、、

とにかく超絶細かいことを気にする国民性

いやまあ、元から日本人が細かいからこそ、発達した技術も沢山あるし世界に誇れるような商品も沢山生み出してきたとは思うんです。

だから決して悪いことではないと思う。それは認めたい。けど、、まあある程度寛容になることも大切だと思うんです。

電車の1分遅れにイライラしたり、明らか混んでいる時間帯の飲食店でウェイターが来ない!とブチ切れたり、なんかもうちょっと心に余裕持とうよ、、ってなることがあります。

うん、とりあえずみんな1回海外出て、自分の「当たり前」がどれだけ狭い範囲のものだったか認識してくればいいんじゃないかな⭐︎

「最高のサービス」を提供側が謳いがち

これっっっっっw自分の首を自分で締めていくスタイルw

「私たちはお客様に最高のサービスを提供します。」みたいな。

サービスって人によって心地いいものが違うから、最高のサービスか否かを決めるのは受取手であって、提供側が言うことじゃないのかなって思ったりしました、、。w

まあでもたまにサービス料がかかるところってあると思います。そのサービス料とは、、

わが国のホテルや旅館特有の料金制度であり、欧米のホテルでは通常このような料金制度は存在しない。元々はホテルや旅館のノーチップ制の代替策として、利用料金から一定の割合で奉仕料を請求するもの。

https://www.jhs.ac.jp/guide/glossary/1641.php(ホテリエガイド)

海外では広く広がっているチップ制度の代替だったんですね!!

なるほどーーーーーーー。料金の10%が相場のようです。

まあサービス代が料金に含まれていることも多いので、一定のサービスを提供できるよう努める義務は仕方ないとはいえ、笑

どれだけ提供するのか、難しいところもありますなあ。

すべてのお客様に公平に、分け隔てなく。誰かが不公平を感じていないか。そのサービスは提供する側の自己満足で完結していないか?

自分の素晴らしいサービス(笑)に酔いしれる前に1回考えないといけないかもしれないですね。肝に銘じとこ。w

お客様という立場を物凄い勘違いしている人が多い?

「お客の言うことが聞けないのか」、「こっちはお金を払っているんだぞ」

いや、まあ、わかります。お金という対価を払っている以上、それに付随する商品やサービスを受け取るのは権利です。

だけど、あくまで人間同士であることは変わらない訳で、人として相手へのリスペクトの気持ちを持つことは大切なはずです。

割と海外のお店では、お客様もサービスを受けたら「ありがとう」って言葉があったり、日本ほど従業員とお客様間の壁は感じません。

立場上、どうしてもお客様>>>>>>>>越えられない壁>>>>>従業員 になってしまいがちな日本では、お客様だから提供している従業員のサービスに対して「自分はとても偉い」と勘違いしてしまうのかな、、なんて思います。言葉遣い、商品の説明や提供など、ひとつとってもものすごく丁寧ですし。笑

自分も外国の店員さんとかに割と雑な接客されたとしても、

あー外国の人ね

くらいで終わるのにw、

日本人の店員さんだとだと

今の何?ありえない!

となってしまうので、過剰なサービスを期待してしまうのは、私もです。

どうしたらいいんだろう。。。

改めて日本の丁寧でハイレベルな接客に慣れきってしまっているんだなあと痛感します。笑

接客する人も、される人も寛容な心を持って、もう少し優しい世界になるといいなあって思います。

「天は人の上に人を作らず、天は人の下に人を作らず」諭吉先生の言葉を胸に刻みたい、、、!!

まとめ

まあ、接客する方も丁寧な(すぎる時もある)サービスを提供する、接客される方も高いサービスレベルに慣れきってしまっている故にサービスレベルの低下に敏感。

それらとともに細かいことを気にする国民性。まあ、様々な要因があり今日を迎えているのだなと思います。(;_;)

サービスを提供する側も「できること」「できないこと」をしっかり認識して、サービスを受ける側も相手に敬意を持ってサービスを受ける

まあ綺麗事にはなってしまいましたが、少しでも良い社会になればいいなあ、と日々思います。

本日もありがとうございました!!!

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